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アジアのヒット商品2018年

明けましておめでとうございます。

野本中小企業診断士事務所、本年もよろしくお願い申し上げます。

 

今年1回目のブログになります。

 

去年の最終回で日経MJの平成30年間のヒット商品をお届けしました。

今回もヒット商品ネタで行きたいと思います。

昨年の12月20日の日本経済新聞からで、アジア諸国のヒット商品で今回は2018年のヒット商品です。

いくつ知っていますか。今後のアジア諸国への販売戦略に使ってください。

 

中国

1.TikTok   日本でも横綱になった動画投稿アプリ。中国では4億人のユーザーが。

2.拼多多   格安商品を手に入れることが出来るネット通販。利用者は2億3⃣千万人に。

3.黒色マスク 有名俳優が使用して人気に。

        大気汚染対策ではなく、ファッションアイテムとして着用する若者も。

 

韓国

1.クローゼット型衣料清掃機 日本でも有名になったLG製クリーニングマシーン。

2.ウェブ漫画 市場規模は2013年と比較して約6倍に。

        ウェブ漫画の原作のドラマも相次いで登場。

3.Vライブ  ネイバー(LINEの親会社)が運営する芸能人のライブ動画配信アプリ。

 

台湾

1.eスポーツ関連製品 eスポーツ用マウスなど。売れ行きは2017年より倍増。

2.韓国瑜グッズ  高雄市・市長に当選した韓氏関連グッズ。

3.曽拌麺など   4袋620円の高級即席麺。一般商品の2~3倍。

 

インド

1.シンプル 出前や配車サービスなどの少額利用金額をまとめて支払えるスマホアプリ。

2.スウィギー、ゾマトなど 急拡大の市場に参入したスタートアップネット出前。

3.マクドナルドの健康メニュー 塩分・カロリーカット、人工防腐剤未使用の新メニュー。

 

インドネシア

1.オボ  リッポー・グループの電子マネー。1~9月で2500億円まで拡大。

2.無糖茶 健康志向の拡大により人気に。 

3.アジア大会グッズ アジア競技大会での自国選手の活躍により。

 

シンガポール

1.ハビタット  アプリで入場、会計できる次世代スーパー。

2.クレイジー・リッチ シンガポール舞台にしたアジア人金持ちに関するハリウッド映画

3.生絞りオレンジジュース自販機 ネットを使い遠隔操作する自販機。165円でオレンジ4個分使用。

 

マレーシア

1.パスカル  自国海軍部隊によるタンカー救出劇を描いた映画

2.レンダン  イギリス料理番組で酷評され国内で評価が上がったマレー系肉煮込み料理。

3.総選挙関連グッズ 政権が交代した5月の総選挙関連グッズ。政党色スカーフなど。

 

タイ

1.伝統衣装  人気歴史ドラマで火が付き、聖地巡礼のために購入されている。

2.LINE TV   LINEが提供する動画配信サイト。

3.アイコンサイアム 11月に開業したタイ初出店の高島屋が入ったタイ水上市場風巨大商業施設。

 

フィリッピン

1.コインズ.Ph. ネット通信や公共料金の支払いに使われるブロックチェーンを使った決済アプリ。海外で働くフィリッピン人の母国への送金にも使用。

2.マリキナ靴  職人の手作り靴で、SNSで顧客を獲得。

3.訪日観光   1~11月は前年比19%の45万人。冬景色が人気。

 

ベトナム

1.クララ  約11~22万円の電動バイク。日系メーカーの普及モデル。

       100ccのガソリンエンジンスターターより低価格。

2.ゴジェックなど 配車サービス。既存タクシー会社との競争が激化。

3.デリバリーナウなど スマホで注文できるネット出前。

 

ミャンマー

1.マイテル  割安の携帯通信業者。

        利用しやすくなり、ゲームなどコンテンツ競争が活発に。

2.森崎ウィン ミャンマー出身の歌手・俳優。

        ハリウッド映画出演を契機に、祖国でも知名度が上昇。

3.イオンマイクロファイナンス

        携帯電話や家電製品の購入代金を融資する消費者ローン。家電販売店など630店で導入。

 

次回は2019年のヒット商品予想です。

さらにアジア戦略には有用な情報になると思います。