· 

地元・市川のキャッシュレス対応

10月1日から消費税が上がり、それに合わせて政府の消費縮小への対策としてキャッシュレス・ポイント還元事業が始まりました。

 

以下がキャッシュレス・ポイント還元事業のウェブサイトです。

https://cashless.go.jp/

 

 10月7日付の日本経済新聞には、「消費増税でキャッシュレス急拡大、ポイント還元追い風」という記事がありました。ファミリーマートでは6割、ローソンでは5割キャッシュレス決済が増えたとのことで、一部では盛り上がっているようです。

 

また10月11日の日本経済新聞の記事では、11日時点で参加店が52万店、7日までに約60億円が還元されたと伝えています。

 

それでは、実際はどうでしょうか。

 

今回は消費者として、この事業に参加してみての報告になります。

私の持っている主なキャッシュレス支払い方法は以下の5つになります。

1.クレジットカード:今回は特に使いません。

 

2.スイカ(JREポイント):今回ポイント還元のために個人情報を登録しました。

 

3.ワオン(イオン系ICカード):同じく今回ポイント還元のために個人情報を登録しました。

                 使えるお店が限定されているので今回は載せていません。

 

4.QR決済:

①楽天ペイ:今回初めて登録しました。もともと楽天には会員登録していたのでそのまま個人情報は使えました。ただ今回は使えるお店が少ないので使っていません。

 

②PayPay(ヤフージャパン):こちらも初めて登録しました。もともとヤフージャパンのプレミアム会員なのでそのまま個人情報は使えました。

また現在PayPayは独自のキャンペーンも開催中で、政府が行う5%にプラスして5%追加還元を謳っていますが、私の場合は、自分のクレジットカードを紐づけしたので、政府の行う5%の還元しか受けられません。

 

このようにそのままではキャッシュレス・ポイント還元事業に参加できない場合もありますので、注意が必要です。

 

①どこで使えるのか?

以下は市川駅周りで調べたキャッシュレス・ポイント還元事業に参加しているお店とPaypayに登録しているお店のマップです。

とちらもコンビニが多く、中小店舗は少ないと思います。

PayPayの地図にあって、全体の地図にないお店もありますが、ご容赦ください。

 

市川アイアイロード商店街では以下のような感じです。

商店街の店舗数:約60店

中小店舗数:約35店

その内キャッシュレス・ポイント還元事業参加店:15店

・飲食店:3店

・小売店:8店

・サービス業:4店

 

この15店を調べてみると、12店はもともとクレジットカードなどの取り扱があったお店で、3店舗のみが今回のキャッシュレス事業のために新たにQRコード決済を申し込んだようです。

 

新たに申し込んだと思われるQRコード決済は全て「PayPay」でした。

さすがヤフージャパンですね。

 

因みにキャッシュレス・ポイント還元事業のアプリの評価は5点満点中1点台ですが、確かに使いづらいです。せめてお店がリストになって見れるといいとは思います。

 

地図
左がキャッシュレス・ポイント還元事業の参加店の地図、右がPaypayの参加店の地図です。

②実際の店頭は?

店頭でのキャッシュレス・ポイント還元事業の表示は以下の写真のように割と地味です。

 

③実際の使い勝手は?

1.スイカ

一番簡単なパターンで、スイカでファミリーマートで買い物をしました。

以下のレシートに見れるようにその場で2%引かれています。

いつものようにカードを機械にふれさせるだけなので簡単です。

 

他にもスイカでちょこちょこと買い物等していたら以下のようにポイントが付いていました。

一番上(赤線付き)が今回の政府のやっているキャッシュレス事業で、その下の2点はJREが独自でやっている還元キャンペーンだと思います。

 

どちらのキャンペーンもポイント取得には個人情報の登録が必要なのでご注意ください。

 

これらのポイントがどのように使えるのかは調べてみます。

 

2.PayPay

なかなかPayPayが使えてほしいものを売っているお店がありませんでしたが、何とか使ってみました。ただ市川アイアイロード商店街ではないで、地元に貢献できずにすみません。

 

 本八幡駅近くの喫茶店、アンジュールカフェでランチ1,000円を支払いました。

実は前日PayPayを使おうとして、登録が完全でないことに気が付き、再度追加手続きを行いました。

そのおかげもあり、今回は何とか使えました。

 

ただ、お店のQRコードを読みこんで、自分で金額を入力、支払うボタンを押してとお店に確認しながらおこわなければならないので、ちょっとプレッシャーを感じました。

 

が、以下のように無事支払い完了、かつ50円相当のポイントもゲットしました。

ただこのポイントをどのように使うかは調べる必要がありそうです。

 

まだまだ知らないこと、調べてみなければならないことだらけです。 

PayPay支払い画面
PayPay支払い画面

政府の行っているキャッシュレス・ポイント還元事業は来年の6月末までの期限限定なので、実際中小の店舗で地元の人を顧客としている店舗はなかなか必要性を感じられないと思います。

 

大型店はキャッシュレスになるとレジ締めが本当に楽になります。一日に売り上げが100万円ぐらいあると30分以上レジ締めに時間が掛かりますので、その手間が減るのは大きいです。

 

売上が小さいお店は現状では投資の方が大きくなると思いますが、投資額+支払手数料以上の効果を生み出す方法を見つけてチャレンジしてみるのが将来のためになるのではと思いますが、いかがでしょうか。