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現状でのコロナ対策

今コロナ対策でいろいろな情報が出ていますが、私も理解できないほど複雑になっています。

 

そのため、一度まとめてみました。

持続化給付金(法人200万円、個人事業主100万円)などは今月末に補正予算が国会を通過してからの申請開始になりますので、今申請できるものをご紹介します。

 

個人的には最低でも6月中旬までは外出自粛は継続されると思いますので、余裕を見て7月末ぐらいまでの資金の獲得を目指しましょう。

 

(1)融資

こちらは大分分かりやすくなりました。

以下は最新の情報を企業の現状別にどんな融資があるかをまとめた図です。

昨年対比で何パーセント売上が下がっているか、また業界は何かによって選べるようになっています。

 

 

都道府県でも独自もしくは政府系金融機関と一緒に支援計画を立てています。

 

千葉県はこちらからご覧ください。PDFの資料が見れます。

https://www.pref.chiba.lg.jp/keishi/ncov/documents/20200324_colona_chirashi.pdf

 

埼玉県はこちらからご覧ください。

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0805/seidoyushi/07j-corona.html

 

(2)雇用調整助成金の特例措置

こちらは相変わらず申請方法がわかりづらいままですが、簡単にまとめると以下の通りです。

・従業員に休業をしてもらう

・通常の給与の60%以上を支払う

・その内の90%を補填してくれる→企業の負担は60%×(100-90%)=6%

ポイントはまず就業規則があり、そこに休業休暇が記載されているかです。

 

この件もあり、現在社会保険労務士の方は忙しいですが、一度連絡を取ってみるのが良いでしょう。

この件の窓口はハローワークです。

 

*4月25日追加

・一日の上限額8330円です。

・本日の発表だと給料を全額出す場合は、100%の補助になる予定とのことです。

 

ビデオ解説はこちらです。

https://www.youtube.com/watch?v=Llp_jfNJtPU

 

資料はこちらです。

https://www.mhlw.go.jp/content/000620879.pdf

 

(3)税金等

以下の項目で特別措置があります。

・法人税、所得税(個人事業主):申告の延期、納税猶予(未決定の部分有)→窓口:市区町村、国税庁

・固定資産税:軽減(ゼロもしくは2分の1)(未決定)→窓口:中小企業庁

・厚生年金等:納付猶予→窓口:年金事務所

 

 

上記の事項でも一部これからの国会審議の結果待ちもありますが、ほとんどが現在申請可能な制度です。

 

まだ何も手配をしていない企業様、迷っている企業様は大至急動きましょう。

 

余裕がある方は、以下で今回の支援策の全体像を見ることができます。トップページのリンク先と同じです。これから出てくる給付金等も詳細が載っています。

 

https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

 

また東京都独自の協力金に関しては以下で確認できます。

https://www.tokyo-kyugyo.com/

 

当初考えていたより長期化するかもしれませんが、これまでお持ちの「自社」、「仕事」、「顧客」、「社員」、「地域」への情熱を忘れずにもうひと踏ん張りしましょう!!