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事業再構築補助金4次締切

 もうご存じの方も多いと思いますが、10月28日に事業再構築補助金の4次締切の詳細が発表されました。

 今回は、これまでとの違いをまとめてみました。

 基本的に大きな変更はありませんが、それでも政府のたくらみは見え隠れします(笑)。

 

1.4次締め切りは12月21日(火)18時となりました。

  申請開始は11月中旬になる予定です。

 

2.最低賃金枠がかなり優先されます。

  前回の申請数が少なかったのか、賃金が上がらないのが政治問題になっているからか分かりませんが、

  最低賃金枠に申請すること自体が加点項目になっています(公募要領P35)。

  さらに、ウェブサイトの頭の部分に以下の様に特別枠よりも採択率が高くなるとまで書いています。

 

       「なお、第3回公募から最低賃金引上げの影響を受ける事業者の方向けに、新たに最低賃金枠を設けています。

  最低賃金枠は、緊急事態宣言特別枠に比べて採択率において優遇されますので、積極的な活用をご検討ください」

 

  ただし、最低賃金枠の要件は、最低賃金+30円以内の従業員が全従業員の10%以上いるという、

  相変わらず駄目な企業向けの要件なので、既に全従業員最低賃金以上の企業は当てはまらないという大きな矛盾があります。

 

3.事前着手承認申請が、メールからオンラインになりました。

  申請内容は同じようですので、これまでの用紙を使って申請内容を確認すれば大丈夫だと思います。

  ただ、多分コピー&ペーストができない気がするので、時間の無駄が生じますね。

 

4.新たな加点項目に、ものづくり補助金と同じく「パートナーシップ構築宣言」が追加されました。

  これは下請け企業を守るための宣言なので、通常下請け企業である中小企業に取ってはデメリットのない精度だと思いますので、

  取っておいた方が良いと思います。

  以下「パートナーシップ構築宣言」ポータルサイトです。

  https://www.biz-partnership.jp/

 

5.細かいですが、特別枠の30%以上売り上げが減少している対象期間が2021年9月まで伸びました。

 

 いつものように、長ったらしい(笑)事業再構築補助金のプレゼンテーションをアップデートしていますので、以下から是非ダウンロードしてください。ウェブサイトのTOPページからもダウンロード可能です。

 

 当社も申請支援を行っておりますので、ご興味ある方は是非お問い合わせください。

ただし、4次申請に関してはご依頼の時期によっては支援できない場合もありますので、ご了承ください。

 

ダウンロード
事業再構築補助金(4次)プレゼン202111
事業再構築補助金(4次)プレゼン202111.pdf
PDFファイル 3.0 MB