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ものづくり補助金次回申請締め切り日発表<補助金速報>

本日ものづくり補助金のサイトにて、2022年度初回の申請(10次締切)についての発表がありました。

次回申請締め切りは、5月11日(水)になります。

公募要領も同時に掲載されましたので、是非ご確認ください。

 

ものづくり補助金公募要領がダウンロ―でできるページ

https://portal.monodukuri-hojo.jp/about.html

 

これまで2022年度のものづくり補助金の内容はかなり発表されていましたので、大きな驚きはありませんが、主な変更点は以下になります。

 

(1)従業員規模に応じた補助上限額の設定

(2)補助対象事業者の見直し・拡充

(3)3つの新枠の創設

 

(1)従業員規模に応じた補助上限額の設定

9次公募まで通常枠の補助上限額は一律1,000万円でしたが、今回から従業員数5人以下は750万円、6〜20人は1,000万円、21人以上は1,250万円と、従業員規模に応じて上限額が設定されました。

これまでに比べ、5人以下の場合は減額、6〜20人の場合は変わらず、21人以上なら増額となっています。

 

(2)補助対象事業者の見直し・拡充

補助対象事業者に、資本金10億円未満の「特定事業者」が追加されます。

また「再生事業者(中小企業再生支援協議会等から支援を受けて企業再生に取り組む事業者)」を対象に、補助率を2/3に引き上げて手厚く支援します。通常の中小企業は、補助率1/2になります。

 

(3)3つの新枠の創設

政府の指針に従って3つの新しい枠が創設されました。各枠の対象者を端的に表すと次のようになります。

◆回復型賃上げ・雇用拡大枠:業況が厳しいながらも賃上げ・雇用拡大に取り組む事業者

◆デジタル枠:DX等に取り組む事業者

◆グリーン枠:温室効果ガスの排出削減等に取り組む事業者

 

賃上げとデジタルは、通常枠(補助率:原則1/2)に比べ、補助率2/3と優遇されています。

グリーン枠は上限額が補助率2/3であることに加えて、補助金額が最大2,000万円と優遇されています。

 

通常枠が最も使い易いと思いますが、それ以外の枠に当てはまれば補助率が上がりますので、是非一度検討してみてください。

ものづくり補助金の申請支援が必要な方は是非ご連絡下さい。