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千葉県内事業者のメインバンク

 かなり前(2023年9月)になりますが、東京商工リサーチが2023年の千葉県事業者のメインバンクを発表していました。以下は千葉日報からの抜粋です。

 

「千葉銀行が前年度比0・1%増の41・3%(2万2298社)でシェア1位を守り、京葉銀行、千葉興業銀行と続いた。全体の6割を地銀3行が占め、首都圏の神奈川や埼玉と比べ地銀の強さが際立つ。2位は京葉銀行で同0・1%増の14・0%(7578社)、3位は千葉興業銀行で同横ばいの8・5%(4571社)だった。4位は三菱UFJ銀行の5・7%(3071社)で、5位は千葉信用金庫の5・6%(3038社)。このほか県内金融機関は、8位が市川市などを営業基盤とする東京ベイ信用金庫で2・2%(1194社)、9位が銚子信用金庫で2・0%(1074社)だった」と記事は言っています。

 

 以下がベスト10ですが、皆さんのメインバンクはどちらになりますでしょうか。ちなみに私は地元市川の東京ベイ信用金庫様となっています。

 メインバンクをどこにするかは経営上大切になります。特に業績が悪い時に融資をしてくれるかは重要になりますので、是非注意深く選択してください。

 

 大きく分けると、①メガバンク、②第一地方銀行、③第二地方銀行、④信用金庫、信用組合とありますが、規模が大きい金融機関は取引先も大きく、担当範囲も広いため、売上で何十億円もないと困った時に対応してくれない可能性が高くなります。逆に小さな信用金庫、信用組合は担当地域が決まっているため地元に中小企業を大切にしてくれますが、何千万円という大きな融資は難しくなります。

 

 そのため、各事業所様の規模に合わせた金融機関選びが大切になってきますので、顧問税理士さんや各商工団体の相談員さんに相談してみてはどうでしょうか。