11月10日に補正予算案が提出されました。以下から経済産業省の案が見れます。
https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2023/hosei/index.html
この中で中小企業政策に関係あるところ、特に補助金についてご紹介します。
①ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金、事業承継・引継ぎ補助金
これまで継続されてきたこれらの4補助金は来年度も継続されます。
以下の各補助金の概要にて分かるようにこれまでと大きくは変わらないようです。
その中でも結構変わりそうなのはものづくり補助金になります。
①省力化枠(オーダーメイド)ができ、最大750万円~8,000万円(1,000万円~1億円→?)と結構大きな金額が出るようです。
②通常枠はこれまで通り最大750万円~1,250万円とありますが、カッコの中の850万円~2,250万円が気になりますね(笑)。
③他にも成長分野進出累計枠ができて、こちらも1,000万円~2,500万円(1,100万円~3,500万円)と高額になっています。
小規模事業者持続化補助金は特に変わったところはないようです。IT導入補助金は最低額が低くなり、低額のシステムから対象になります。
次に噂になっている省力化投資補助金です。
IT導入補助金のように、省力化のための機械を指定してその中から選択すると200万円~1,000万円が補助されるものだと思います。省力化のための機械でカタログに載っていないものに関してはものづくり補助金にて対象になると思いますので、カタログに載っていないからと諦めないようにしてください。
最後になりますが、一番気にしている人が多いと思われる(笑)事業再構築補助金になります。
いろいろ悪い噂もでていますし、かつ今回の補正予算でも事業再構築補助金の予算はついていませんが、以下にコメントが出ています。まだはっきりわかりませんが、これまでの残りが多分5,000億円ぐらいありますので原資はそれを使い、批判されたインドアゴルフやエステサロンのような事業ではなく、将来拡大していくような事業を対象にしていくのではと思われます。
補正予算なので年明けにははっきりすると思いますので、またご紹介します。
本年度並には来年度も補助金は出そうなので、何か新たな事業を考えている方は是非活用を検討してみてはどうでしょうか。
補助金ありきはやめましょう!!