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2024年度版中小企業白書・小規模企業白書発行

 5月10日に閣議決定され2024年中小企業白書・小規模企業白書が発行されました。

 昔は小冊子を経済産業省まで取りに行っていましたが、今は小冊子の印刷はなくなり全てPDFのダウンロードだけになりましたので、本編は全く見なくなりました(笑)。中小企業白書が706ページ、小規模企業白書が626ページなので見ないですよね(笑)。

 https://www.meti.go.jp/press/2024/05/20240510002/20240510002.html

 

 ということで概要を見てみましょう。こちらは中小企業白書と小規模企業白書の合作版、プレゼン方式、かつページ数も42ページと簡単に見れると思います。

 概要版は以下からダウンロードできます。

 https://www.meti.go.jp/press/2024/05/20240510002/20240510002-1.pdf

 

 

 以下は、概要版の概要ページです。

 特に新しいことは記載されていません。これまで経済産業省や内閣府が予算編成の時に言ってきたことがまとめられています。今期の予算のベースとなる考え方がこれですよということです。ですが、当初予算以降の予算のつき方の方向性を見る上ではそれなりに参考になると思います。余り代わり映えしませんが(笑)。

 

  

 参考事例の直前に以下のような資料が載っていました。自分たちがやっていることが正しいということを書いているだけですが、半分正しく、半分間違っているという感じでしょうか。

 

 各地域の支援機関は頑張っていると思います。ただ、事業者の8割が支援機簡を頻繁に活用しているとは思えません。

 また支援機関を活用している事業者ほど利益が高いもどうでしょうか。多分本当に利益が高い事業者は支援機関の支援が無くても自社で進んでいける企業だと思います。ただ、そのような規模でない事業者は支援機関を活用した方が自社だけで考えるよりも新しいアイディア等が浮かぶことは間違いないと思います。

 また最後の質問にあるように、支援機関も単独でやることに限界がありますので、連携して幅広く支援できるようにしているのは確かだと思います。

 

 私も今年度もいろいろな支援機関の手先となり(笑)、事業者様の支援を頑張りたいと思います!!