相変わらず日本の政府予算の決定方法は複雑怪奇なのですが(笑)、現在2つの予算が作成中で、決定を待っています。1つ目が2024年度(今年度)補正予算、2つ目が2025年度(来年度)当初予算です。
通常、補正予算は当初予算に含まれはいないけれども、その後の状況が変化し、どうしても必要な案件のための予算なのですが、日本の場合は通常予算の追加分のようになってしまっており、経済産業省の3大補助金(ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金)はほとんどが補正予算にて予算化されていました。
今回も2024年度補正予算の概要が発表され、閣議決定されました。その中にIT導入補助金とものづくり補助金が見受けられます。発表された資料には小規模事業者持続化補助金は具体的には記載されていませんが、こちらも中小企業生産性革命推進事業の一部のため、これまでと同じく含まれていくと考えます。
*11月29日コメント追加:申し訳ありません。閣議決定は11月29日でした!
今回の閣議決定により、現内閣が12月開催の臨時国会にこの補正予算を提出、国会にて審議することになっていますので、問題なく審議が進み決定すれば、年度内には何かの発表があると思います。
資料は以下の内閣府のHPからご覧いただけます。
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html
資料は以下から直接ご覧いただけます。
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2024/1122_taisaku_file.pdf
その中の3ページ目にIT導入補助金とものづくり補助金の記載が見られます。
事業再構築補助金はどうなるかわかりませんが、ものづくり補助金、IT導入補助金、小規模事業者持続化補助金は継続が予想されますので、新規事業の立ち上げ、新商品の開発等にて新規の設備投資等を計画されている事業者様は、今から準備をされてみてはどうでしょうか。
特にものづくり補助金は経営革新計画の承認が大きなアドバンテージになりますので、直ぐにでも開始された方が良いと思います。
当事務所にても補助金の申請支援はさせていただいていますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。