ちょっと前になりますが、4月に消費者庁からECサイトでの購入者に不利になる作成方法、いわゆる「ダークパターン」についての警告の資料が発表されました。以下からご覧いただけます。
https://www.caa.go.jp/notice/entry/041808/
一般消費者向けの資料なので中小企業の方には関係ありませんが、ECサイトを作成する事業者様は加害者になる可能性がありますので、今回内容をご紹介させていただきます。
15の事例がありますが、全て資料からそのまま抜かせていただきます(笑)。
個人的には、以下はよくあるパータンですが、消費者としては止めてほしいものですね。
①強制登録
②強制的情報開示
③隠された情報
④事前選択
特に④は私も良く引っ掛かります。〇マゾンのプレミアム会員を間違って選択し、すぐに退会処理をしています(笑)。
⑤不当参照価格や⑦感情のゆさぶり、⑧執拗な繰り返し、⑫⑬お客様の声、⑭No.1表示、高満足度、⑮カウントダウンタイマー/購入限定に関しては、これは購入希望者が自分で調べてみるなどして、客観的な判断ができるようになれば気にしなくても良いのかなと思います。ただ、良心的な表示にした方が、その後の購入者との関係性は良くなると思うのですが。皆短期的な売上しか目指さないんですかね。
残りの、⑨キャンセル困難、⑩価格比較妨害、⑪隠れたコストは多少詐欺的要素もありますので、消費者としては要注意をし、やはり表示等が不親切なサイトでは買い物をしないという事を徹底するのが良いのではと思います。
そうすれば、悪意のない良質のECサイトが残っていくことになり、我々も買い物しやすくなると思います。
ECサイトを作成、運営して行く上でやはり一番大切なのは、実店舗でも一緒だと思いますが、購入者の立場に立って、使いやすい、自分が使いたいECサイトを作っていくのが良いと思います。
自社のサイトを見直したいという事業者様は、是非一度専門家もしくは当社まで(笑)ご相談ください。














