今週は日本政策金融公庫のご紹介です。いまさらという感じですが、まとめて紹介する機会が無かったので、もしご興味がある方は是非最後までお読みください。
日本政策金融公庫のウェブサイトは以下になります。
日本政策金融公庫の特長等は以下になります。
・国の政策に基づいた融資をする、国が100%出資している政府系金融機関
そのため民間の金融機関の補完機関という立場でメインバンクになれません
・国民生活事業、中小企業事業(年商4~5億円以上)、農林水産事業の3事業部から成り立っています
一般的な中小企業は国民生活事業が対応しています。
・ 低金利、固定金利で無担保、無保証人の制度を多種類用意している
・ただし、証書貸し付け(長期借入金)のみで、当座貸越や手形貸付はやっていない
・預金機能が無い口座がないため、入金、振込口座として使えない。
借りた融資はどこかの民間金融機関の口座へ預け入れる必要あり
・信用保証協会の保証はつかない(同じ政府系金融機関なので)、そのため信用保証協会の枠を保持できます。
・政府の目標である起業する企業数を増やすために、創業時の融資を多くやっています
その他に私が知っている範囲での特徴が以下になります。こちらは私の個人の感想なので、その故ご了承下さい。
(1)創業融資について
・融資先トップ3:①サービス業、②卸小売業、③建設業
・建設業は、創業計画書以外に工事の受注状況を示す資料(受注工事明細)や
資金繰り表(入出金のタイミング確認)があるとベター
また、建設業の許可はあった方が融資しやすい
・自己資金はゼロでも申請可能となったが、自己資金の平均値が25~30%なので
それに近い自己資金があった方がベター
・個人の信用状況(借入及び返済状況)は調べられると思った方がベター
・多額を借りたい場合は、他の民間金融機関との協調融資で対応するのがベター(一般融資も同じ)
国民生活事業の融資平均金額は800万円です
・創業する事業が、①過去の経験に基づいている、②「やりたいこと」「できること」かつ
「ニーズのあること」の交差部分だとベター
・支払の据え置き期間は最長5年ですが、返済実績にならないことと元金、利息が減少しないことを
考えてバランス良い期間を選定⇒(3)その他参照
(2)一般融資について
・直近3期決算書及び試算表が必要
・立場上メインバンクの融資状況が影響ある
・申請時のチェックポイント:①人:経営者の人柄、決断力、信頼性、係数感覚
②モノ:強み、競合との差、差別化要因
③カネ:決算書での実績、赤字の場合は理由と対策、解消見通し
・設備投資の場合:①導入効果、②今導入する根拠など、設備投資計画書が必要
・貸付金、仮払金など特に返済が難しい場合は不利になる可能性大
・最近は事業ではなく投資とみなされる場合は融資が厳しくなっている:太陽光、アパート経営等
(3)その他
・創業後黒字化する平均期間:6.2カ月
最近は融資のご支援が多いため、この手の事に詳しくなりました(笑)。
融資を検討しているが、どうしたら良いか不安な方は是非お問い合わせください。
