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創業時の融資及び補助金

 先週に引き続き創業支援に関してになります。今週は創業時の融資と補助金に関してになります。

 

(1)融資に関して

 昔(数年前)は創業融資と言えば日本政策金融公庫一択だったのですが、最近は信用保証協会もいくつか保証制度を作ってくれています。そのため、民間の金融機関にも選択肢が増えていますので、昔よりは融資は受けやすくなっていると思います。

 

 現在ある主な創業融資として以下にように3種類の創業融資をあげさせてもらいました。

 

 信用保証協会に関しては各県(一部政令都市)ごとに制度が多少異なる場合がありますので、必ず地元の信用保証協会をご確認ください。以下の例は千葉県信用保証協会の制度になります。また、信用保証協会は金融機関ではなく保証機関ですので、信用保証料は金融機関の金利に上乗せされる率になります。実際の金利は、「金融機関の金利」+「信用保証料」になりますので、ご注意ください。

 

 今回この創業融資をブログに取り上げた理由は、①私の確認も含めて「無保証」という言葉について誤解をされている方が多いことと、②信用保証協会の「スタートアップ創出促進保証制度」が出たのにも関わらず知られていないためになります。その辺も含めてご紹介していきます。

 

 「無担保・無保証」という表示を見ると、土地などの物的担保と全ての保証人は必要ないと思う人がほどんどだと思います。「無保証」という言葉の意味は、個人事業主だと第三者による連帯保証人が必要ない、法人の場合は代表者による連帯保証人が必要ないという意味になります。

 

 その上で良く日本政策金融公庫と信用保証協会の創業融資は「無担保・無保証」で借りられると言われているのですが、実際は特に無保証にするにはいくつかのハードルがあるということを知っていただければと思います。日本政策金融公庫と信用保証協会は税金を中小企業を中心に貸し出し、もしくは保証金として使用していますので、簡単に「無保証」にはできません。 

 

 

 しかしながら、近年経営者保証を無くして失敗しても再度チャレンジできる世の中にしたいという国の方針で経営者保証を取らないようになってきています。現在通常の融資の約半数は経営者保証が無くなっていますが、その流れが創業融資にも来ています。

 

 以下にもありますように、日本政策金融公庫では「経営者保証免除特例制度」があり、信用保証協会では最初から経営者保証を無くした「スタートアップ創出促進保証制度」を作っています。ただし、どちらもしっかりした経理管理体制があるという条件を満たした事業者しか対象になりませんので、創業計画作成と同時に経理管理体制を構築していくことが必要になります。

 

機関 日本政策金融公庫 千葉県信用保証協会 千葉県信用保証協会
制度名称  新規開業・スタートアップ支援資金 創業関連保証  スタートアップ創出促進保証制度
対象者 新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方 創業をお考えの方または創業後5年未満の方 会社を設立して創業を予定している方または創業後5年未満の会社
保証限度額 7,200万円 3,500万円 3,500万円
対象資金/返済・保証期間

設備:20年以内

運転:10年以内

運転・設備:10年以内 運転・設備:10年以内
利息/信用保証料

 

年3.40~4.80%

*上記の中で返済期間等により決定されます。

*その他にも特別措置がありますので、ご相談可能です。例:シニア、若手、女性、創業セミナー受講等

年0.80%

※「創業計画実施サポート割引」が利用できます

https://www.chiba-cgc.or.jp/guarantee/g3/

年1.0%

※「創業計画実施サポート割引」が利用できます

https://www.chiba-cgc.or.jp/guarantee/g3/

担保・保証人

 物的保証:相談

連帯保証人:相談

物的担保:不要

連帯保証人:必要

物的担保:不要

連帯保証人:不要

経営者保証

経営者保証免除特例制度(経営者保証免除が受けられる制度)の併用可能です

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/keitoku.html

 

事業者選択型制度(信用保証料の上乗せにより経営者保証を無くす制度)があります。また財務状況により上乗せ無しで経営者保証を無くせる場合もあります。https://www.chiba-cgc.or.jp/guidance/guarantor/

 

当創業融資制度は左の創業関連保証との信用保証料の差(0.2%)により、経営者保証を無くしています。

ウェブサイト https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/01_sinkikaigyou_m.html https://www.chiba-cgc.or.jp/guarantee/sougyou/ https://www.chiba-cgc.or.jp/guarantee/startup_soushutsu_sokushin/
その他  

千葉県の創業融資制度も利用可能です。信用保証協会制度の保証料より0.4%お得なります。

https://www.chiba-cgc.or.jp/guidance/start/

同左

 

 (2)補助金に関して

 残念ながら創業者向けの補助金はほとんどありません。ものづくり補助金や新事業進出補助金など実績のある補助金は既に事業を開始しており、新商品・新サービス、新事業の開発時に補助してもらえるものになります。その中で唯一の例外が小規模事業者持続化補助金・創業枠になります。

 https://r6.jizokukahojokin.info/sogyo/#gsc.tab=0

 

 こちらの補助金の概要は以下のようになっています。

 

目的 対象者 補助額上限 補助率 対象事業 対象経費 申請要件
 創業間もない事業者の販路開拓支援 創業後1年以内の小規模事業者 上限200万円(特定条件で上限250万円) 2/3 創業後の販路開拓・設備導入 等 創業後の販路開拓、事業基盤強化、新規顧客獲得

・特定創業等支援事業(創業スクール)を受けた日及び開業日が公募締切日から起算して過去3年の間であること

・商工会または商工会議所の伴走支援を受けていること

 

 地元の商工会議所、商工会が窓口になります。会員でない方もきちんと対応してくれると思いますので、まず一度ご相談に訪問してみるのが良いと思います。対応が良ければ会員になってあげてください(笑)。

 

 

 創業は大変ですが、皆さんの夢を実現する第一歩になると思います。

 

 当社では、創業支援もさせて頂いていますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

  また、既に創業計画を作成した方に関しては無料のご相談を受け付けていますので、こちらも是非お問い合わせください。当無料支援の内容は支援メニューページにてご覧ください。