今週は久々にいつも参考にさせていただいています古田土会経営の森尾様のYoutubeからのパクリネタです(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=Yi8d2tAfRJM&t=909s
決算書は銀行のために作成するわけではありませんが、実際融資を受けるために金融機関に提出されることは多いと思います。その時に銀行の人に分かりやすい決算書を最初から作っておけば、銀行に悪い印象を与えることが無くなるので借りやすくなるという理屈です。
私もこの件には同意しますし、私も見ていて分かりづらいのでこの決算書は見たくないなと思うことがたまにあります。
こちらのビデオでは、以下の5点に注意してくださいと訴えています。もし自社の決算書に当てはまることがあれば、顧問税理さんに一度相談されてみてはどうでしょうか。
通常税理士さんは銀行融資に詳しくないため税務署がどう見るかだけを気にしていますが、会社が苦しくなった時にお金を貸してくれるのは銀行になりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
①役員借入金を長期・短期借入金に混ぜる
短期借入金が増えると会社の安全性を示す流動比率が悪くなります。実際役員借入金は短期で返却してもらえませんし、実際返済されることはまれだと言えます。そのため、固定負債の長期借入金の下に役員借入金という項目で入れるのがベストと言えます。
②未払金、預り金、長期借入金の一年以内返済分を流動負債へ記載する
ローンで車を購入した場合の未払金を流動負債である「未払金」に、返済しない賃貸の敷金を流動負債である「預り金」に入れていると流動比率が悪化しますので、どちらも固定負債に入れて、「長期未払金」「長期預り金」として処理するのが良いと言えます。
③長期借入金の一年以内の返済額を流動負債に記載する
こちらも同じ理由になりますが、本来は長期借入金になりますので、そのまま長期借入金として固定負債に入れておくのが良いと言えいます。ただ、最近「長期借入金の一年以内返済分」が別項目になっているとその期の長期借入金の返済額が一目でわかるため、この項目があると確かに助かります。そのため、勘定科目としてはこの項目で、固定負債に入れておくのが良いと思います。
④資本性劣後ローンを長期借入金に入れる
こちらの資本性劣後ローンを使っている企業様は余りないと思いますが、もし資本制劣後ローンにて融資を受けている場合は、固定負債ではなく、純資産の部にいれてもらうのが良いと言えます。そうすれば、自己資本率も良くなりますし、自己資本比率を良くするための融資ですので。
⑤今期のみ発生した特別損失を販管費へ記載する
貸倒損失や役員退職金など、その期しか発生しない経費を通常の販管費にいれると、会社の本業の利益を表す営業利益や毎年の正常利益を表す経常利益の額が減少します。銀行は当期純利益が赤字でも営業利益や経常利益が黒字なら良い評価をしてくれます。それをわざわざ悪い評価にしてしまうのがこの行為になります。
⑥勘定科目明細書の売掛金の企業住所の無記載
売掛金の欄に上場企業などの名前があると銀行の評価は上がります。ただ社名だけだと取引企業が単に上場企業と同名と思われて評価が上がらない場合があります。住所が入っていればあの上場企業だと分かりますので、自社の評価向上に寄与します。
また金額の高い企業から少ない企業へ順番に並べると見やすくなります。
⑦不動産内訳書の住所の未記載
こちらも似たような理由ですが、土地の住所が書いてあれば銀行が土地の価格を調べて資産の評価をあげてくれる可能性が出てきます。そのため、記載が無いと自社の評価が良くなる機会を失うことになります。
私も最近はこのような見方で決算書等を見ており、気になった場合は企業様にお伝えしています。ただ、税理士さんがこの点に気が付かないといつまでも変わらずに、銀行から悪い評価を受け続けることになります。
もちろんお金を借りる必要が無い企業様は気にしなくても良いのかもしれませんが、社長の通信簿である決算書ですので、誰が見ても見やすい方が良いと思います。是非一度チェックしてみてください。
決算書のチェックだけでしたら無料で行いますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

